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ルル@世田谷パブリックシアター

ルル~破滅の微笑み~@世田谷パブリックシアター
 
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パブリックシアターへ行くには世田谷線
バスのような市電のような地域密着型かわいらしい電車が町の中をぬって走る感じがほのぼの。 

 エレベーターを上ると白井さんがいつもの困ったような顔でエレベーターを下りてきた。黒のスーツにタートル。東京初日のため来場者にも関係者多数。来年にかけて白井さん演出の演目が目白押しだが、10月公演『偶然の音楽』出演予定の仲村トオル氏が向かいでコーヒー飲んでてびっくりした。
 
 さて、ルル。年をとらないルル。求められると応えるルルは、かと言って自分を捨てない。

 原作は、12音技法で書かれたベルクのオペラの原作としても有名な、ヴェデキントの「ルル二部作」。原書刊行時、猥褻文書として発禁になっている。
 人間関係の複雑さと運命的な恋の堕ち方。ルルの魅力に出逢った全ての人間が抗えない。親子で観に来てた人がいたけど、(こどもはまだ小学校中学年程度)まずいでしょ。

 大勢の男性とかかわり、その多くの男性、ときには女性までもが破滅の道をたどっていく、ルル。セットに邪魔されて字幕が見え辛い人もいるのでは、といらぬ心配をしてしまう事実が多少残念。

 周り中を破滅に追いやりながらも本人はあくまでも純真無垢な女性として描かれる。何も悪いことはしていない、みんなが望むことをしているだけだと。周りが破滅するごとに自分の価値にゆるぎない自信を持つ。19世紀に書かれた戯曲をこれだけ“今”の作品にしてしまうのは、演出と役者と衣装と音楽と映像。
 
 井出茂太のコンテンポラリーな振り付けも、意味がわからないと言い捨てる人もいたが、今回は成功。みんな身体きくなぁ。プロローグ、向こうを向いてあとずさり近づくルルに胸が高まりまくった。

 衣装、髪型もとにかく美しい。音楽もぴったり。

 パリで革命が起こったという原作の台詞があることからすると、一幕の舞台は1870年。二幕は切り裂きジャックが出てくることからして、1888年頃が舞台。

 特筆すべきはルルの秋山菜津子は言うにおよばず、浅野和之がすばらしい。増沢望氏も舞台栄えするなー。1998年tpt大竹しのぶルル時にはアルヴァを堤真一が演じている。選べない。どっちも捨てがたい。(いや、捨てなくて良いんだけど。)
 
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