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ミュシャ展@東京都美術館

アルフォンス・ミュシャ展@東京都美術館
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 小雨の中、上野動物園の引力に抗いつつお隣の東京都美術館へ。

 むかしむかし、美しい友人(年上)が言った『ミュシャ好きなんだよね』という言葉を思い出した。その時は人物画にまるで興味が無く、『ああ、あの“人”を描く人ねー、色きれいだよね~』とかそんな認識。リトグラフはふちどりのせいか、全体のバランスに対しわくが太いのが妙にイヤだった。

 が近年、メトロポリタン美術館で巨大なミュシャの油絵に圧倒された。

 Maude Adams (1872・953) as Joan of Arc, 1909。モードアダムスというアメリカの女優さんの芝居『ジャンヌダルク』のポスター。これが!!今までミュシャの絵だと思っていたそこらへんのポストカードや図録とは似て非なるものだと知ったきっかけだー。ものすごくきれい。大きい。その展示室に入って振り向いたら視界いっぱいにピンク。顔ははるか上空にあるような気さえした。頭がなぐられた。

 さて今回の展示会。鉛筆やパステル好きなので、習作類嬉しい。“メディア”での剣を持つ手のアップなんかもうたまらない。素材集の少女も素敵。細い細い鉛筆で描きこまれてる。細かい!!
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 そのデッサンと完成品の巨大なポスターを見比べる。手の線の美しさが消えているデッサンが狂ってる。。。19世紀。印刷物には限界がある。ミュシャが現代を生きていたなら、多分イラストレーター、デザイナー。舞台美術も手がけているから、総合的な芸術家。

 ミュシャの妻となる人を描いた作品が一番好きだった。
 Portrait of Maruska マルシュカの肖像 1903年  

 ある人のことが好きで好きで、それを表現したいというのは芸術家の常。その事実だけで幸せな気持ちになれる。まあ愛人もいたんだけど。マルシュカの絵の柱をはさんで裏側にその愛人の肖像もあった。あんまり幸せそうではないよね。

 妻のマルシュカ。美人。一男一女をもうけ、娘もめっちゃくちゃきれい。家族にポーズをとらせては写真に撮っていて、その写真の展示があったのも面白かった。

 ゴーギャンと仲良しで、彼がパンツ一丁でミュシャのアトリエにいる写真もあったりして。彼の愛人は“ジャワ女”で、その写真もあった。作品にもたびたび登場してる。METの展示室も近かった。

  Portrait of Maud Adams 女優モード・アダムスの肖像習作 もある。METのジャンヌダルクのモデルとなったこの女優さん、どんぴしゃで好みの顔だった。かわいすぎ。

 その時々で愛している人に大きく影響されるのは当たり前。絵にしろ歌にしろ文章にしろ。生活だって。仕事で引き受けたポスター等はさておき、ミュシャが愛した人たちがたくさんたくさん見られる展示会。美しいものだらけ。陶酔、官能、純粋、計算されつくしたデザイン、時に漫画的ともとれるストーリー性の高い絵画もある。

 祖国(現在のチェコ)の国民的芸術家としての民族性の強い作品も印象に残った。ポスター買っちゃった~♪⇒(画像粗くて少々落ち込むものの、きれいだからいいや。で解決。)

Song of Bohemia ボヘミアの唄  

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